《国立大学法人法の改正案について(2)》(2023年12月4日~12日)


<12月 4日>

 今回の国立大学法人法改正について、与党側は7日にも委員会質疑のあとに強行採決を行おうとしているという情報が聞こえてきます。

 明日から7日にかけてがヤマ場となります。

 ぜひオンラインででも国会での審議を観ていただけないでしょうか? 
5日、10時からは参考人質疑がおこなわれます。

 CSTI常勤議員として近年の大学「改革」を先導してきた上山隆大氏が与党側参考人として陳述するほか、光本滋氏(北海道大学教員)が野党側参考人として陳述します。
立憲民主党 国会情報(@cdp_kokkai)で視聴できます。

 明日の15時から院内集会もあります。

 下記のURLでオンライン(Zoom)での視聴を申し込むことができます。

 12月5日(火)院内集会の参加申込

視聴人数は対外的に大きな意味を持ちます。

 院内集会のあとに17時頃から議員会館前でスタンディングがあります。

 地方の単科国立大学である我々にとっても、大変重要な出来事となるはずです。この改正は、必ずや、我々にも大きな悪影響を及ぼすはずです。

 みなさん、是非関心を持って観てください。どうぞ宜しくお願いします。

<12月 6日>

 国大法改正について、あす7日は、10時から与党のみでの質疑が行われるようです。
野党の質疑なしに、強行採決を行う可能性もありそうです。
みなさま、どうぞNOの声を上げてください。絶対に認めません。

<12月 9日>

 国立大学法人法「改正」については、参議院で、蓮舫議員が法案制定過程にかかわる公文書がないとされたことを大きく問題にし、審議にストップをかけてくれています。

 蓮舫RENHO

 13日が閉会なので、12日の文科委員会が開かれなければ審議未了に追い込める可能性が出てきました。
この法案の反対署名を呼びかけた大学横断ネットワークでは、立憲民主党・代表、国対委員長、政務調査会長、参議院国会対策委員長に、党として更に頑張ってもらうためのFAX送信が提案されています。FAXのテンプレートが下記にアップされています。

 立憲民主党応援Fax

 皆さんもぜひ、こちらのフォーマットにご自分で文章を入れたり、元の文案を参考にしたりしながら、ご自分の名前を入れてFAXをお送り下さい。もちろん、手書きのものをFAXしていただいても大丈夫です! 
役職・宛名・FAX番号はテンプレート内で見ていただけます。
FAXをお持ちでない方は、コンビニに行かなくても、スマホのアプリ、ポケFAXを使うとアプリからFAX送信ができます。

 ポケFAX

 Wordファイルを読み込んで1枚におさまる内容なら通信量のみで送れます。ポイントを購入して複数枚、複数箇所に送ることもできます。

<12月12日>

 蓮舫議員からの情報です。

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 今日13時から私たちが反対する中、自民党委員長が職権で委員会を開きます。この設定自体に異議を唱えていますが審議拒否はしません。

 質問に立ちますが、野党だけでわずか4時間弱の審議時間。とても採決できる前提審議時間ではありません。
それでも、自民党公明党は採決強行の姿勢なのです。

拡散を。

<12月12日>

 先ほど、参議院・文教科学委員会で、国立大学法人法「改正」案が、与党賛成多数で可決されてしまいました。