《スウェーデンのリンネ大学との交流協定が解消されます》(2022年10月8日)


 本学とリンネ大学は、平成17年に大学間国際交流協定を結び、ベクショ―大学の時代から長きにわたって交流を続けてきました。この度、リンネ大学からの申し入れにより、令和7年秋をもって、国際交流協定が解消されることが、明らかになりました。

 協定を結ぶ以前から良い関係を続け、毎年3名程度の本学学生を、協定学生としてコンスタントに受け入れ続けて下さったリンネ大学との交流が廃止されることは、本学にとって計り知れないほどの大きな損失です。
学生の派遣と受け入れのバランスが重視される交流協定システムの中において、明らかに本学からの派遣数が多かったにも拘わらず、長年関係は維持されました。この間の本学からの派遣学生は、60名ほどになるでしょうか?

 本学で起きた国際交流の数々の問題については、お知らせしてきましたが、例えばオーストラリアのキャンベラ大学との交流協定を巡っては、協定が切れたまま、学生を派遣し、さらにその事実を隠し続けるという信じがたい事案が発生しました。
大学が国際交流担当専任部署を作り、それまで協定や派遣を推進してきた教職員を排除するような運営をするなかで起きた問題です。

 そのような体質が、リンネ大学との交流協定解消にもつながったと言えるのではないでしょうか?
大学間国際交流協定については、締結し、維持していくのは大変なことです。関わってきた方々の努力を、大学はどれほど真摯に受け取ってきたのでしょうか。

 まずは、リンネ大学との交流協定が廃止されることをお知らせします。
国際交流の問題は、英語習得院の状況を含めて、継続して詳報いたします。