《英語習得院はどうなっているのか?》(2022年3月26日)


 昨日は卒業式でした。
卒業、修了された皆さん、本当におめでとうございます。

 さて、正規の外国語授業を6コマから2コマに激減させて作った課外学習組織の「英語習得院」ですが、一体どのようなことになっているのでしょう。

 教職員組合が大学に情報請求をして、150頁以上にわたる資料を開示されたが、黒塗り部分がほとんどとの印象を受けた、という話を聞きしました。

 「英語習得院」で雇用されている非常勤講師の給与支給に関わる具体的な点や受講学生の氏名などが黒塗りにされることは当然でしょうが、非常勤講師の担当コマ数なども黒塗りされているそうです。

 そもそも、運営費交付金を用いて設置された大学の正式組織である「英語習得院」に関するトピックは、各年度の受講者数、サーティフィケート受領者数、非常勤担当コマ数など、大学HPに公表すべき情報であるはずです。

 わざわざ情報公開請求をしないと、黒塗りとは言え、情報が出てこないこと自体に問題を感じます。 来年度以降もまだこの組織を続けていくつもりなのでしょうか。

 引き続き、この件に関する情報を発出していきます。
なお、Wikipediaの福岡教育大学の項目の中に、「英語習得院」という項目があるそうです。