前にもお知らせしましたように、本学は令和5年度から学士課程のカリキュラム改革を予定しています。併せて、入学者選抜方法も変更いたします。

　令和５年度入学者選抜方法の変更等について（教育学部）

　説明の中には「society5.0 時代の到来、GIGA スクール構想の実現、教科担任制への対応（複数の教員免許取得の促進）」という文言がありますが、教科担任制は令和4年から本格導入予定であり、GIGAスクール構想も、コロナの問題で当初の予定より前倒しとなっているところが多く、すでに子どもたちへのタブレット等の配布が急速に進んでいます。

　本学内では、これらの状況変化に対応できる教員養成に転換を求める声が、これまでも上がっていました。
令和5年度にカリキュラム改革を実施しても、卒業生はその4年後にしか出てきません。
上記の問題への対応としては遅すぎるのではないでしょうか。

　現在大きな問題の一つとなっている、初等教育教員養成課程の学生の、中高免許取得に関してはどのようになるのでしょうか。

　来年以降、本学を受験する予定の高校生は、不安でいっぱいのはずです。