《特別支援学校予定地に関わる樹木伐採について》(2021年11月14日)


 令和7年開設予定の特別支援学校が学内に設置される問題です。

 先日お知らせした通り、樹木伐採が行われました。
当初の予定以上に、特別支援学校に使用予定の箇所もあるようですが、それらについて、なぜ、明示しないのでしょうか。

 また、設計等に関しても、何らの情報も示されません。
盛土しての駐車場も予定されているようです。
どのように樹木伐採がなされたのか、全容はまだはっきりしませんが、一部写真を掲載します。

 学校予定地は、古墳です。
そのために、長い年月、手付かずの形で残されていたのでしょう。
許可が取れているから、樹木を伐採し、造成を行ってよいという以上の問題も感じます。
何より心配なことは、樹木を伐採したことで、土砂災害の危険が増大したのではないかということです。大丈夫なのでしょうか。

 我々は、特別支援学校が目指す教育の価値や、福岡教育大学と連携する意味を否定しているわけでは、全くありません。
なぜ、土砂災害の危険がある福岡教育大学の敷地内に、特別支援学校を設置するのか、問いかけているのです。

 福岡教育大学の学生、教職員が危険にさらされている現状を見過ごしたまま、なぜ学内に新規学校を建設するのか、問いかけているのです。

 それらに対しての明確な返答がありません。
伊豆美沙子氏は、宗像市長であり、一方で本学の経営協議会委員(学長選考会議委員)でもあります。
本学の問題に対しても、誠実な対応をしていただきたいと考えます。

伐採工事