《大阪大学の総長選考においても、教職員の意向投票結果が無視されましたが・・》(2021年5月27日)


 大阪大学の総長選考の結果が、報道されています。

 大阪大学長に西尾氏が再選 「改革にまい進」任期は25年3月まで

 意向投票結果が2位であった現学長が、学長選考会議によって意向投票結果を覆した形で、再任されました。
大学の重要なステークホルダーである教職員の意向を、学長選考会議がなぜ尊重しないのか、疑問が残ります。

 国大法一部改正に関する議論の中で示されてきた、 学長選考会議が大学のステークホルダーの意向を尊重しないという事例が、またもや繰り返されたこととなります。

 総長選考結果について、教職員の方々は言いたいことがあるでしょう。

 ただ、この報道からわかるように、意向投票の票数、そして何より、学長選考会議での投票数が、公開されていることは、 本学のように意向投票そのものが廃止されたところ、そして学長選考会議の様子もすべて非公開のところと比べると、透明性は多少高いと言えます。

 学長が選んだごく少数の学長選考会議委員が、選考会議内容や選考結果の明確な理由を公開しない状況下で、学長を選ぶことが、本学をはじめ、国立大学で繰り返されています。意向投票そのものが廃止されたところも増えつつあります。

 基本的に国民の税金で運営される国立大学です。
ステークホルダーの声を無視していいのでしょうか。