《本学のハラスメント対応は一体どうなっているのか?》(2020年1月25日)


 1月23日の教授会で、ハラスメントで学生が訴えても対応できていないといった発言がありました。SNSで発信されたハラスメント案件に若干の言及したものと思われます。

 それについてはその一言のみで、我々は当該案件についても、大学の対応の経過についても詳細な情報をもちませんが、大学が対応してないとすれば問題だと考えます。そして、残念ながら我々は大学のあまりにひどいハラスメント対応を目の当たりにしてきました。

 これまでの記事でも何回か書いてきましたが、下でもう一度そのひどい対応について書きます。

 教授会などで意見をあげても通らない状態なので、微力とは思いますが、我々としても支援も考えたいと想いますので、twitter の@fukkyosaisei などに情報などいただければと思います。

 学長のハラスメントを訴えたら、指針に規定していないので扱えないとされたことは、教授会等でも問題とされました。ハラスメント対応をしている人権教育推進委員会で、その後それについて審議されたかは全く報告がされていません。これについては、この記事でも書いてきましたが、このことはその個別案件に留まらない問題を複数もっていました。この指針に規定していないので扱えないという回答までに、(そのハラスメント指針には2ヶ月で結論を出すと書かれているにもかかわらず)5ヶ月ぐらいかかっていたのです。それ以外の案件でも、2ヶ月のところ相当長い期間がかかり、しかも結論が出るまで連絡ももらえなかったという話も我々は当事者から聞いています。

 それに対して改善の要望を出しても無視されたという話も聞きました。
そして、ハラスメント対応に時間がかかるからという理由で、人権教育推進委員会は、指針で規定した結論を出すまでの期間を2ヶ月から6ヶ月に変更したのです。それについても、教授会でも疑問の意見が出ましたが、聴く耳をもってもらえない状況です。

 人権教育推進委員会の委員が、現在は、全員学長指名であることも、人員や見解の偏向を懸念させるものです(以前は、各講座からの推薦者を学長が任命する形でした)。来年度からは、ハラスメント相談員までも学長指名になります。相談員の学長指名についても反対意見は出ていますが、そのままにされており、今後がますます心配です。