《本当にこんなに変な大学英語名を続けるのか?》(2019年8月4日)


 本学の大学英語名が、寺尾前学長によって、突然一方的に変更されたことはすでに何度もお知らせしてきた通りです。
Fukuoka University of Education から University of Teacher Education Fukuoka へと変更されました。
それについて、大学はHPに変更の事実のみを知らせただけで、その理由や検討の過程を一切記載しませんでした。

 福岡教育大学の英語表記変更のお知らせ

 当然のことながら、学内外で大きな反対の声があがりました。
学生の留学、教員の研究、そして卒業生の将来の留学やキャリアに大きな支障をきたすことなど、切実な訴えが数多くありました。

 アメリカでとられたネイティブへのアンケートの結果、83人中82人から、新しい英語名は、奇妙だ、変だ、などの回答がよせられたこと、英文法的にも間違っていること、などが挙げられました。が、

 寺尾前学長は、「大丈夫、ご心配なく。私の知りあいの大学人はみんな良いといっている。」とこれらの意見を切り捨てました。
櫻井学長も英語名をもとに戻そうとはしません。

 留学を希望する学生、海外の大学院への進学を希望する卒業生、海外での研究活動に支障をきたしている教員から、「本学が海外では大学だと見なされない」「成績証明の中の科目名と大学名が合わないと言われた」などの、混乱した声が聞こえてきます。

 その声はますます増える一方です。

 生涯教育系の卒業生からは、「Teacher Education の大学なのに、教員免許を持っていないのか」と言われ、留学が難しくなったという、信じがたい状況が聞こえてきます。

 伝統とアカデミズムを持った大学英語名を突然ヘンテコな英語名に変更するという、「大学の私物化」で、どれだけの人が恥をかいていることか。

 櫻井学長、執行部の方々、本当にわかっていますか。
あなた方に、学生や我々の将来を奪う権利はないのです。
一刻も早く、もとに戻してください。