《福岡県議会予算特別委員会で本学に関する質問が出ました》(2019年7月13日)


 7月5日に行われた福岡県議会予算特別委員会で、共産党の高瀬菜穂子議員より、本学に関する質問が出ました。
詳細は、共産党県議団のHPをご覧ください。

 2019年7月5日 6月定例会(予算特別委員会)高瀬菜穂子委員質疑(大要)

 おもに以下のような問題に対して質問が出されました。

・カリキュラム改革により初等教員養成課程の学生が中高免許を取れにくくなった問題
・本学前学長らが不当労働行為を行い、それが最高裁で認定されたにもかかわらず、謝罪も行わない問題

 県教育委員会は、質問内容が大学の問題に関わるという立場に終始し、質問に対する返答をしませんでした。

 大学の自治を守るという点に立てば、理解できます。が、
城戸教育長が、学長選考委員や経営協議会委員であることは、本学と教育委員会は、密接な関係にあることを意味しています。

 城戸教育長は、学長指名による本学の学長選考委員、経営協議会委員ですが、 県教育長としてではなく、個人の有識者という立場で務めているということなのでしょうか。

 宗像市長が谷井氏から伊豆氏に代わってからは、学長選考委員、経営協議会委員も谷井氏から伊豆氏に代わりました。仮に教育長が交代になっても、新教育長ではなく、城戸氏が委員を継続するのでしょうか。

 また、仮に城戸氏が個人の有識者ということであっても、逆に、福岡の教員力を低下させうる教員養成を行う大学行政や、不当労働行為、人権侵害を犯す大学学長の責任について、異を唱えない方が県教育長であることはいかがなものでしょうか。