《福岡教育大学はほぼ全域が、土砂災害警戒区域に指定されています》(2019年6月29日)


 本学のほぼ全域が、土砂災害警戒区域に指定され、中には特別警戒区域に指定されている箇所もあります。(黄色の箇所は土砂災害警戒区域、赤色の箇所は土砂災害特別警戒区域です)

 宗像に本学が移転統合して、今年で70年です。昔はこのような状況にあることはわからなかったでしょうが、いまや危険な状態にあることは明白です。

 しかしながら、本学内で示されている「避難経路」は、土砂災害警戒区域を縦断して下へと降りる形になっており、土石流が起きたときは使い物にならない代物であることがわかりました。

 先日の教授会でも、避難経路や非常階段の確保について、早急に見直すよう要望が出ましたが、執行部の返答は曖昧でした。
福岡教育大学が、危険な場所に立地していることは、県の防災マップ(写真)からも明らかです。
このような場所に特別支援学校を作ることを、県教育委員会が認可するのでしょうか?

 建設予定地は一部が警戒区域であるが、多くは区域からはずれているとの説明が学内でかつてありました。
が、警戒区域からはずれている場所は、山であるからではないですか?

 山を崩して特別支援学校を建設するようですが、そうすれば、全域が警戒区域になるのではないですか?

 本学からの避難場所は、宗像市立城山中学校と指定されていますが、特別支援学校は、大学敷地内でも、城山中から非常に遠いのです。
ここに特別支援学校を作るなど、あり得ないです。
そして宗像市がその土地の整備のために、4億円以上もの市民からの税金を投入することもまたあり得ないです。

避難マップ
防災1
防災2