《福岡教育大学の現状についての報告会が開かれました―その2》(2019年6月7日)


 宗像市民発案による、本学の現状報告会では、三つの報告ののち、市民の方々から質問やコメントが出ました。

 「そのようにひどいことが福岡教育大学て起きているとは知らなかった。」
 「宗像市民も動いて、大学をなんとかしないといけない。」
 「なぜ、そんなひどいことをしている櫻井学長をやめさせられないのか?」
 「複数の教員免許がとりにくいことは、受験生に伝わっているのか?」

 「なぜ、そんなひどいことをしている櫻井学長をやめさせられないのか?」についてですが、実に核心をついた質問です。

 平成16年の国立大学法人化によって、大学の教職員は、学長を決めることもやめさせることもできなくなりました。
それらができるのは、学長選考会議のみです。しかもその学長選考会議委員は、学外委員も、学内委員も、すべて学長指名によって選ばれますから、学長に異を唱えることが非常に難しい訳です。これまで多くの大学は、大学人の常識に基づいて運営されていることが見受けられ、種々の問題はあるものの、本学ほどの異常なことは起きていないようです。

 大学人の常識が失われたとき何が起きるのでしょうか?
福岡教育大学は、その信じがたい有り様を社会に如実に示しているのです。
教員免許の問題は、大学のHP 等では説明が一応なされているものの、とても曖昧で、受験生にはわかりにくいでしょう。
福岡教育大学は再生できるのでしょうか?今がまさに正念場です。