《新年度になりましたが・・》(2019年4月2日)


 1月29日、大学が不当労働行為の認定取り消しを求めた裁判は、最高裁で棄却されました。
その後、学内外で、櫻井学長の責任を問う声は大きく上がっています。
しかしながら、未だ、これら一連の裁判の説明を含めて、HP上にすら大学側から謝罪も説明もありません。

 この不当労働行為においては、教授会での議長投票も無効にされた経緯があり、3月の教授会でもその点の指摘がありましたが、現在の議長たちはそれを問題に思っていないばかりでなく、不当労働行為を人権侵害とも捉えていなかったことがわかりました。
また、その際の教授会構成員側からの発言で、

櫻井学長が「不当労働行為について、学内外に謝罪するつもりはない」と言っていたことが明らかにされました。

何ということでしょう。

 寺尾副学長は、3月末をもって、退職となりました。
不当労働行為を働き、人権侵害を続けながら、何らの罰を受けることなく、逃げ切ったと思っていらっしゃるのでしょうか。

 寺尾氏が退職間近の頃に行われた学生向けオリエンテーションで、「来年度から福岡県の教員採用試験において、英語は小中などの複数免許取得で、加点が行われるが、みなさんは、そのようなものは関係なく合格するでしょう?」というような趣旨のことを話したそうです。
学生たちがおおいに頭をかしげていました。

 初等教員養成課程の選修制を廃止し、学生にとって複数免許取得が非常に困難になったことは、不当労働行為と合わせて、寺尾氏の行った悪行の一つです。

 一刻も早く、初等教員養成課程の教科選修制に戻らなければ、本学の将来は間違いなく暗いものとなります。
しかし、櫻井学長含め執行部は、そのような舵取りをする気配が一向にありません。