《「福教大のような取り組みは聞いたことがない」というのは、そういう意味なのか??》(2018年2月1日)


 1月26日付西日本新聞の記事の中で、本学の改革について、文科省の担当者が「福教大のような取り組みは聞いたことがない」とコメントしたことが、掲載されています。

 西日本新聞の記事の内容について、大学HPで「二種免は取れるのだ」とコメントしていることはすでにお知らせしたとおりです。 が、1月30日付で学内掲示板に、寺尾教職教育院長の文書がはり出されました。

 「本学が進めている教員養成改革について」と題したこの文書内では、「初等教員養成課程で中学校の教員免許を取得できないことはない」というHP内での主張が繰り返されていますが、

 この文書には、以下の驚愕の一文が付け加えられています。

 「新聞記事では、文部科学省の方の見解として、『福教大のような取り組みは聞いたことがない』とあるように、各学校種の教員に必要な力を、それぞれの課程において確実に身につけさせる取組は、本学改革の特色であり、先進的な取組なのです。」

 前の記事で我々が自虐的に予想したとおり、寺尾氏は「こんな取り組みは聞いたことがない」という文科省のコメントを、文脈上とは正反対の、「本学はこんなに文科省にほめられているのだ」として、学生向けに掲示したわけです。

 まさに、開いた口がふさがりません。

 読者の皆様にも、これではっきりお分かりでしょう。

 寺尾教職教育院長はじめ大学執行部が、いかに社会の常識からずれているか。

 ◎寺尾教職教育院長文書の写真は準備中です。フェイスブックをご覧ください。