《西日本新聞朝刊に、本学の初等教員養成課程に関する記事が出ました。》(2018年1月26日)


 19日付西日本新聞朝刊一面トップに、本学の初等教員養成課程で複数免許が取れなくなった旨の記事が掲載されました。不満を訴えている学生のコメントも出ています。

 記事には、大学がカリキュラム改革により、2016年から複数免許を「意図的に取りづらくした」こと、また、文科省が、全国の教員養成課程を持つ大学において「このような改革は聞いたことがない」とコメントしたことも、掲載されています。

 複数免許取得に関する本学のこうした変更の問題については、このFB(HP)でも当初から繰り返し指摘してきたところです。

 文科省の「このような改革は聞いたことがない」というコメントを、本学執行部が、「他に類を見ない素晴らしい改革」と思い込むのではないかと危惧されるほど、本学執行部の経営感覚は、大きくずれています。

 宮内副学長は、当初博士課程設置構想担当の副学長として、文科省から現役出向されてきた方であり、現在も学部担当ではなく、博士課程設置・教職大学院担当の副学長です。 本学で学部の仕事に長く携わってきた方ではないのですが、一方で、文科省から出向の方であるならば、改革に関する文科省との折衝には大きな役割を果たされたのではないかと類推します。それでも、文科省から、このような改革は「聞いたことがない」と言われてしまったのはなぜなのでしょう。

 みなさま、西日本新聞の記事をお読みください。 そして、本学の有り様をこれからも注視してください。