記事をお読みくださっている皆様、本年もありがとうございました。
福岡教育大学の再生を願う私たちとしましては、本学執行部の体制刷新を実現できなかった点について、大変歯がゆい思いでいっぱいです。
福岡教育大学は、福岡県、九州地域の教育をリードする、大きな役割を担っています。
現在の大学執行部のすすめる本学の将来構想では、子どもの教育に対する著しい荒廃をもたらすとともに、高等教育の場としての本学の立ち位置をも、激しく損なうことになると考えます。
福岡教育大学が国を相手に起こした裁判において、大学側の請求が棄却されたことは、既にお知らせしました。
福岡教育大学執行部が、不当労働行為が認定されたことを一切認めず、認定の棄却を求めて訴えを繰り返すことにより、人権侵害の被害はさらに増大し、深刻化しています。
人権感覚のない大学執行部に、これ以上の大学運営を任せることは、福岡県、九州地域の教育の荒廃を意味します。
私たちは、来年も引き続き、声を挙げてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。